PIOの日記~as a piano lover, as a tutor~

ピアノ愛好家PIOの過去ブログ(2005年~2017年)。足を運んだコンサートのレビュー、日常の想いなどの思い出です。

カテゴリ: シドニー国際ピアノコンクール

1位 アンドレイ・ググニン(ロシア)

2位 アーセニイ・タラセヴィッチ=ニコライエフ(ロシア)

3位 モエ・チェン(中国)

4位 ケネス・ブロバーグ(USA)

5位 オクサナ・シェフチェンコ(カザフスタン)

6位 ジャニン・コン(中国)

*************

現地時間21時発表の予定が、21時半に延期されていました。
選考方法は、話し合い一切なしで、
審査員過半数の票を得るまで
最下位のコンテスタントをはずして投票を繰り返すのだそうです。

ググニン君の優勝は予想どおり。
セミファイナルの、ベスト・ヴァイオリンソナタ賞、
ファイナルの、ベスト19-20世紀協奏曲賞、というのも納得です。
(併せてBest Overall Concerto、Best Preliminaries Round 1 Recitalも受賞)

2位のアーセニイ君は、
予選第2ラウンドのベスト・リサイタル賞も併せて受賞。
彼の演奏は、ファイナルのラフマニノフしか聴けなかったので、
コメントあまりできません。

お気に入りのチェン君は3位。

そして、もう一人お気に入り、セミファイナルで姿を消したミン・シエ君は
今日の表彰式で誰よりも早く一番に名前を呼ばれました。
聴衆賞、受賞です。ステージに姿を見せた彼に、会場からも盛大な拍手が。

たくさんの素敵な曲が聴けて、幸せな開催期間でした。
LIVE動画、ラジオ音声の公開に尽力くださった方々に感謝です。

[E:note]オクサナ・シェフチェンコさん(スタインウエイ)

Prokofiev: Concerto No.3 in C Major Op.26
[E:note]モエ・チェンくん(カワイ)
Rachmaninoff: Concerto No.2 in C minor Op.18

[E:note]ジャニン・コンくん(ファツィオリ)
Brahms: Concerto No.2 in B♭ Major Op.83


オクサナさんは昨日のググニン君と、
チェンくんは昨日のアーセニイ君と同じ曲とあって、興味津々。

昨日のググニン君があまりに素晴らしかったので、
オクサナさん、お気の毒…とか思っていましたが、なんのなんの。
彼女も立派でした。
アグレッシブに、歯切れよい演奏で魅せたググニン君に対して、
オクサナさんのプロコフィエフはエレガント。
なるほど、同じオーケストラ、同じピアノでもここまで変わるのか、
と驚きました。


チェンくんのラフマニノフはスケールの大きい、豊饒な音楽でした。
ゆったりとした気分で、あふれる響きに身をゆだねる幸福感。
いいですねえ。ラフマニノフ。
安定感たっぷり、ゆとりが感じられます。
ピアノについて言えば、
なるほど、「ロシア音楽の暗さを表現するならスタインウエイ」というのは
理解できるような気がします。
チェンくんの音楽は、暗さというより、豊かさでした。
彼の柔らかい音色には、カワイが合っているのでしょう。


ここまでで、タイムリミット。
今、コンくんのブラームスが始まりましたが、LIVE視聴はここで諦めます。
ファツィオリ、音量豊かですが、
ちょっとワンワン響きすぎているようにも聞こえます。
今日は、3つのピアノの音色の差がわかって、大変面白く感じました。

早いもので、もう本日夜には結果発表の予定。
今日はLIVEで聴けるかどうか微妙でもありますし、
(日本時間本日16時~ こちら→SIPCA
昨日の3人を聴いたところでのメモを残しておこうと思います。

[E:note]ケネス・ブロバーグ君 (ファツィオリ)
Camille Saint-Saens: Concerto No.2 in G minor Op.22

  • [E:note]アーセニイ・タラセヴィッチ=ニコライエフ君(スタインウエイ)
    Sergei Rachmaninoff: Concerto No.2 in C minor Op.18

    [E:note]アンドレイ・ググニン君(スタインウエイ)
    Sergei Prokofiev: Concerto No.3 in C Major Op.26


    ググニン君だけ、LIVEで聴けました。
    圧倒的な演奏でした。ただもうお見事!
    実にヴィヴィッドな、生き生きとした演奏でありながら、
    興奮して走るということがなく、きちんとコントロールを利かせていて、
    聴いていて引き込まれ、ゾクゾクしました。

    彼は、セミファイナルの室内楽~ベートーヴェンのクロイツェルソナタ~でも
    ソリストと丁々発止でやりとりするような、鮮烈な演奏をしていましたが、
    ほんと、只者ではない感に満ちています。
    ラジオ解説者も"Fabulously successful performance"と表現していました。
    会場も大盛り上がり、オーケストラ団員にも賞賛の表情が。
    彼のソロリサイタル、そしてモーツァルト協奏曲は聴いていないものの…
    きっと上位に入ってくるのでは……と予測しておきます。^^;



    ケネス君のサンサーンスは、曲自体が新鮮に響くもので、
  • 指さばきも見事な、爽やかな演奏でした。
    ファツィオリのきらびやかな響きに合っていたと思います。
    演奏後のインタビューでは、この曲を選んだ意図について興味深い発言が。
    実はガーシュインの協奏曲にほとんど決めていたのだけれど、
    コンクールは他と比べるものなので、どんな曲の前後になっても
    アンフェアにならない曲にしようと思って、サンサーンスに変えたのだとか。
    (聞き間違いもあるかもしれませんが…(^^;)


    アーセニイ君のラフマニノフは、あまりにも著名な曲。
  • もちろん素晴らしい演奏ではあったのですが、
    名演をあれこれ聴いてしまっていることもあって、ちょっとしたミスタッチが気になったり、ちょっと流れが淀んだように感じた箇所があったり…。
    解説者も同じようなことを述べていました。
    このコンクール、ラジオの解説者が、個人的な感想を率直に述べていることにもびっくり。
    選定ピアノについても「ロシア音楽の暗い響きにはスタインウエイ」と明言してました。
    あれ?同じ曲を演奏予定のチェン君はカワイを選んでいますが…どうなのでしょうね。


    さて、上記の演奏が聴けるラジオのアーカイブ(28日間の期間限定)はこちら。 
  • SIPCA Finals on Evening  ("Listen Again" をクリック!)
    注目のググニン君は、1時間37分ごろからです。

6人全員がモーツァルトの協奏曲を選んだ

ファイナル第1ラウンド、
日本時間夜7時からのLIVE視聴は、無理でございました~。
(夕食準備中の台所は騒音だらけ、食事中の視聴も家族の手前できず)

で、ABCラジオのアーカイブで聴こうとしたのですが、
何かトラブルがあったのか、
初日19日のアーカイブは初めの十数分だけで無音状態。

20日のアーカイブだけ、聴きました。


[E:note]オクサナ・シェフチェンコさん
Mozart: Concerto No.26 in D Major K.537
[E:note]チェン・モエくん
Mozart: Concerto No.27 in B♭ Major K.595
[E:note]コン・ジャニンくん
Mozart: Concerto No.21 in C Major K.467


個人的には、第2ラウンドで注目したチェン君の演奏が
やはり好みでした。
モーツァルトの楽し気な軽妙洒脱さを、とてもリリカルに表現していたと思います。
ラジオからも、聴衆の指笛や歓声が聞こえてきました。
チェン君自身も「Big Smile」をたたえていたとのことで、会心の演奏だったのでは。

特筆すべきは、ファイナルで自由に選択できるようになったピアノ。
コンテスタント6人中5人が、ファツィオリを選択していました。
上記のチェン君だけがカワイ。

ネットで聴き比べてみて、
ファツィオリが朗々と鳴る、響きのよいピアノだという世評に納得。
ピアノの音色がブリリアントに、クリアに響いていました。
それに比べると、カワイはちょっと繊細な面も。
会場ではどう聴こえているのだろう……と思いました。

さきほど、ファイナリストが発表されました。
ホールロビーのバルコニーでアナウンスされるのですね。
演奏者12名全員、バルコニー横に固まって待機してました。

**********

Broberg, Kenneth (米国)

Tarasevich-Nikolaev, Arseny (ロシア)

Gugnin, Andrey (ロシア)

Shevchenko, Oxana (カザフスタン) 

Chen, Moye (中国)

Kong, Jianing (中国)

***********

私のお気に入り、Xie, Ming 君、残念ながら通過ならず。
でも、会場からは、特に大きな拍手を浴びていました。
なかなか個性派キャラらしく、記念品と賞金を受け取る際、
「審査員全員と握手したい」と言って、一人、バルコニーを周ってました。^^
あ、審査員には日本の小川典子さんの姿も。

もう一人の注目株、Chen, Moye 氏は通過です。
彼のモーツァルトがまた聴けるのは、嬉しい限り。

ただ一人の女性、オクサナさんは人気のようですね。
彼女、私が予選からずっと聴けている唯一のコンテスタントでもあります。
応援してます!

今日のLIVEは聴けなかったのですが、
ラジオのアーカイブで聴いた、セミファイナル演奏の一部のうち、
ケネス君のリサイタルは、曲目のバランスも良く聴かせてましたし、
ググニン君の室内楽、ヴァイオリン・ソナタは、ソリストとの丁々発止も印象的でした。

ファイナルは協奏曲を二曲。
次のようなスケジュールとなります。楽しみです。

[E:notes]ラウンド1:18世紀の協奏曲 (7月19日, 20日 ともに日本時間19:00-)
[E:notes]ラウンド2:19~20世紀の協奏曲  (7月22日 同19:00-   23日 同16:00-)
→7/23(土)夜、受賞者発表 


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本日、明日と室内楽の演奏です。

 

前半3人目の途中から、
休憩をはさんで、
後半1人目、2人目と聴いたのですが、
2人目の

 

Xie, Ming (中国)

 

シューマン/ ピアノ五重奏 変ホ長調 Op.44

 

 

の演奏に聴き入り、見入ってしまいました。
素晴らしかったです。名演でした。
音色、リズム感、見事に弦楽器と一体となり、軽やかに駆け抜けました。

ほんと、聴いている方がすっかり演奏に惹きつけられて、

 

心臓バクバクものになるって、めったにないことです。

 

もちろん、私個人としてこの曲が好きだということもあるでしょうけれども。

白鍵の高速単音スケールは、なんと右手の人差し指一本での演奏も多々。
只者ではない感に満ち満ちた演奏でした。

実は、彼の第一次予選の演奏もアーカイブ動画で見て驚嘆した私。
まだ22歳。おそるべし。

一次予選ラウンド2ラジオのアーカイブ(追記2018年:既にリンク切れです)
2時間24分ごろからの演奏、必聴です。
・Percy Grainger: Ramble on Love after Richard Strauss' ‘Der Rosenkavalier’ (1927)

ぜひファイナルに進んでほしい!

後半は聴くつもりもなかったのですが…
たまたま、ほんとに偶然、
1番目のChen, Moye氏がモーツァルトを弾き始めるタイミングで動画を開き……
そのまま釘付けになってしまいました。

[E:note]Chen, Moye (中国)

・スクリャービン/ 詩曲 第1番 嬰へ長調 Op.32
・スクリャービン/ ピアノ・ソナタ 第10番 Op.70
・モーツァルト/  ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
・リスト / ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

上述のようなことで、
スクリャービンは全く聴いていないのですが、
彼のモーツァルトには、しびれました。
実に色彩豊か、生き生きと、時にコケティッシュで、魅力たっぷり。

見かけは「もっさり系おじさん」で、ステージマナーも不器用な彼、
ところが、弾き始めるや!
表情豊かに一変。まさに百面相。……ランランを彷彿とさせます。

でも、決してテクニック披露に走るのではありません。
ほんとに、音楽性豊か。

リストは、台所仕事をしながらのスマホ視聴となってしまったため、
よくわかりません。。。が、冒頭の一音から唸らされました。見事。
今日聴いた中で、一番印象に残ったのが、彼です。
ぜひファイナルのモーツァルト協奏曲を聴いてみたいものです!


で、2番目のKong, Jianing (中国) くんは、
残念ながら、夕食づくり & 夕飯時 と重なり視聴不能でした。


[E:note]Lee, Tony (豪州) くん

・シューベルト / 3つのピアノ曲 D.946
・ショパン / ワルツ ホ長調 Op. Posthumous
      / マズルカ 嬰ハ短調 Op.50-3
            /  マズルカ ロ短調 Op.30-2
      /  ワルツ 変イ長調 Op.42
・プロコフィエフ / ピアノ・ソナタ 第7番 Op.83

なぜかストリーム状況が悪く(すぐにフリーズ)、ちょいストレスフル。
夜の時間帯、自宅マンションのWeb混雑のせいなのか、
はたまた、オーストラリアで同国人を応援する視聴者が殺到したのか?

プログラムは楽しめる内容でした。
自然体の人で、表情も柔らかく、音色も耳に心地よく。
シューベルトの歌心、すてきでした。ところどころのミスタッチが残念。
プロコフィエフ「戦争ソナタ」も、悲劇性と切れ味の伝わる、しかし暴力的ではない、好感のもてる演奏でした。

本日、お仕事が特別にお休みだったので、
12:30からのリサイタル65分をLIVEで聴いてみました。

[E:note] アレクセイ・メリニコフ君 (ロシア)

・フランク/ プレリュード、コラールとフーガ
・リスト/ スペイン狂詩曲
・ムソルグスキー/ 展覧会の絵

外見もそうですが、
演奏そのものも、とてもハンサムです。
音色が美しく、弱音と強音のレンジが広くて豊か。
それを生かした音楽のつくり方も端正。
(去年の浜コンでも好印象でした→ ☆☆

ただ、今日のプログラムは、
なんだか「メインディッシュ」が3つ連続するようなボリュームで、
疲れてしまいました……

ということもあり、次の
プーム・プロムチャート君 (タイ)の演奏はパス。
でも、YouTubeの第一次予選アーカイブを見ると、彼だけ群を抜いて再生回数が多かったりして、注目株のようです。
LIVE動画の右側に流れてくるチャットを見ても、高評価でした。


[E:note]オクサナ・シェフチェンコさん (ロシア)

・モーツァルト/ アレグロ 変ロ長調 K.400
・モーツァルト=リスト=ブゾーニ/
    モーツァルト「フィガロの結婚」の2つのテーマの幻想曲
・シューマン/ ダヴィッド同盟舞曲集
・ラヴェル/ ラ・ヴァルス

冒頭2曲は初めて聴く曲。
彼女の軽やかな音色が曲によく合っていて、いい出だしでした。
2曲目は「超絶技巧」をこれ見よがしに披露する編曲。
耳なじみのあるメロディーが次々出て来て楽しいのですが、ちょっとしたミスが悪目立ちするのが、ちょっと気になりました。

おそらく、彼女らしさを出そうという意欲的なプログラム。
可愛らしく始めた後に、編曲ものの楽しさの中で超絶技巧を披露し、
メインは舞曲として、シューマンで精神性も打ち出し、華々しくラヴェルで〆る……

でも、やはり65分にわたって集中し続けるのは、体力的にも大変なのでは。
ラヴェル、ちょっとつらそうな箇所もあり、
第一次予選で感じた「圧倒的」な印象までには至らなかったかも。

コンクールって、ほんとに過酷な世界ですね。

セミファイナル進出者が発表されました。

*********
Broberg, Kenneth (米国)
Ha, Gyu Tae (韓国)
Belyavskiy, Sergey (ロシア)
Xie, Ming (中国)
Gugnin, Andrey (ロシア)
Melnikov, Alexei (ロシア)
Prommachart, Poom (タイ)
Shevchenko, Oxana (カザフスタン) 
Chen, Moye (中国)
Kong, Jianing (中国)
Lee, Tony (豪州)
**********

前回の記事(→)で紹介した、著名コンクール入賞実績者5名中、
残ったのはメリニコフ君のみ。
たまたま聴けた、
ラシュコフスキー君も、ロパティンスキー君も、素晴らしかった
と思うだけに、なんだかビックリです。
(ユリニッチ君は、本調子ではなかったように感じましたが…)

確かに、セミファイナル進出者が、どこかで見た受賞者ばかり
というのでは、このコンクール自体が何かの二番煎じのようで、
存在価値も薄れるのかもしれませんね。
こういう実績者には、暗黙のハンディがついてしまうのかも?
たしか、ラシュコフスキー君はチャイコンでも予選落ちしていた記憶が…
彼などは、もう立派なコンサートピアニストの実績があるのですし
コンクールは卒業してもいいのでは。。。

セミファイナリストのうち、私がちゃんと聴けたのはオクサナさんだけ。
ただ一人の女性なのですが、彼女はほんと、光っていました。
国籍はカザフスタンですが、モスクワ音楽院卒業後、
ロンドン、ローマで研鑽を積まれている模様。
ロシア、強いですねえ。

さて、セミファイナルは、

[E:note]第1ラウンドの65分リサイタルが
7/13(水)14(木)の1:30pm(日本時間12:30)~、6:30pm(日本時間5:30)~、
[E:note]第2ラウンドの室内楽が
7/15(金)16(土)の2:30pm(日本時間1:30)~、7:00pm(日本時間6:00)~

ライブ(→Sydney International Piano Competition LIVE)
の動画は画像も音声もきれいなのですが、
どうやら本当にライブのみで、アーカイブはされていない模様です。
ううむ。あまり聴けそうにないのが残念。

シドニー国際ピアノコンクール、
今まで名前を聞いてはいましたが(北村朋幹くんが2008年に入賞など)、
どんなものなのか具体的には知りませんでした。
が!
今年はなんと、ネットでライブ中継されています。
Sydney International Piano Competition of Australia

コンテスタントの顔ぶれを見てびっくり!

イリヤ・ラシュコフスキー(前々回の浜コン優勝)、
アリョーシャ・ユリニッチ(ショパコンファイナリスト、エリコン5位)、
ロマン・ロパティンスキー(エリコン2位)
ラリー・ウェン(エリコンファイナリスト)
アレクセイ・メルニコフ(浜コン第3位)

などなど、見覚えのあるお名前がずらり!

昨日、今日は第1次予選の第2ラウンド(30分のリサイタル)で、
可能な範囲で何人か聴いていますが、レベル高くてびっくり。
また、ユニークな経歴の方々も。

ジャズ・フォーク音楽を、15年以上レストランや路上で演奏してきたという
スウェーデンのMalmgren, Martinさん(長髪の男性)とか、
すでに作曲家として実績を積んでいるという
オーストラリアのde Jager, Peterさん(これまた長髪の男性)とか。
ベトナム、タイからの参加者も。
日本からは伏木 唯さん、お一人。

ユニークといえば、コンクールの運営方式も面白い。
第1次予選ではオーストラリア人作曲家の曲目を必ず入れるという縛りが。

また、コンテスタント32人を8人ずつの4グループに分け、
同グループの8人は同じピアノを使用
(ヤマハ、ファツィオリ、カワイ、スタインウエイから、くじで決まったもの)
昨日はファツィオリ、今日は前半がカワイ、後半がスタインウエイです。
自分で好みのピアノが選べるのは、ファイナルのみの模様。

<日程>

[E:note]第1次予選:7/7(木)~7/11(月)
 ラウンド1:リサイタル20分、ラウンド2:リサイタル30分
→7/11夜、セミファイナリスト12名発表

[E:note]セミファイナル:7/13(水)~7/16(土)
 ラウンド1:リサイタル65分 (7/13, 14)
 ラウンド2:室内楽             (7/15, 16)
→7/16夜、ファイナリスト6名発表

[E:note]ファイナル:7/19(火)~7/23(土)
 ラウンド1:18世紀の協奏曲 (7/19, 20)
 ラウンド2:19~20世紀の協奏曲  (7/22, 23)
→7/23夜、受賞者発表 
20160710

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