PIOの日記~as a piano lover, as a tutor~

ピアノ愛好家PIOの過去ブログ(2005年~2017年)。足を運んだコンサートのレビュー、日常の想いなどの思い出です。

カテゴリ: スポーツ

8月16日午前、
めったに見ないTV中継を、たまたま見ました。
(ピアノ調律中で、ピアノ&PCのある部屋に入れず……[E:coldsweats01])

リオオリンピック陸上

現地では、夜の9時から11時ごろに競技をしている
ということに、まずびっくり。

すごい大雨の中、
棒高跳びは、手が滑ると命にかかわるため、競技を始めないまま、
選手はフィールドを離れ、屋根のある場所で待機。
その後、雨が止むのを待って始まったものの、
今度は器具の不具合も出て、延々待たされることにもなった選手たち。
記録が思うように伸びず、無効試技続出。
そんな中、低いバーを失敗なく飛んだ、ベテランの日本選手が7位入賞。
なるほど~。
こういう形での記録もあるのですね。

一方、
トラック競技のハードル走は、初めの2組が雨の中競技続行。
日本選手は、隣の選手が転倒したことの影響もあり、無念の敗退。
「いや、こういう場面はハードルではよくあることですから。
対応できなかった自分が未熟だったってことです。」

解説者いわく
「はい。前に出ていれば、接触しないわけですしね。」
うっわあ。

厳しい世界なのですね。

と思っていたら、最初の2組が走り終えた時点で競技中断。
「トラック競技は、普通これぐらいの雨でも競技続行するんですけどね。
ま、オリンピックの舞台は特別ですから、こういうこともあるでしょう。」
と解説者。
で、雨が止んでから3組目以降が競技再開。
これについて、「競技の条件が違いすぎる。不公平だ。」
とクレームした国があったとのことで、
「ボーダーラインの記録を出した選手たちに改めてチャンスを与える」
ことに。
競技を終え、休憩モードに入っていた選手たちが改めて呼び出されました。
日本選手のその中にいたのですが……ギリギリで残れず。
「どんな状況にも対処しなくてはいけませんから」
とコメントしていましたが、ギアを入れ直すのは大変なことでしょう。
実際、棄権した選手も数名。

陸上競技って、マラソン、駅伝ぐらいしか見たことがなかたのですが、
フィールド競技、トラック競技でも
実は、いろんなドラマが生まれているのですね。

水曜日、高校のミニ同窓会があり、6人が集合。
30年以上ぶりに再会したクラスメイトも。

高校時代は、たまたま親の転勤で地方にいた私、
今ではすっかり地縁が切れていたのですが、
ひょんなきっかけでつながり復活。ネットの力、すごいです。

その折にいただいたお土産が
    ツバメサブレ

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野球のヤクルト・ファンである愚息に進呈しましょうか。
彼の祝祭期間は早々に終わってしまったようですが、
母のほうは
ショパコンの祝祭が終わっても、来月には浜松国際があるぞ!
と、ほくそ笑むのでした。

遅くなりましたが、後半もざっと流し聴きしてみました。

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今回、このコンクールで出会えてよかったな~と私が思うのは
ピアノ第3位のレーチェキン君(カタカナ表記に迷う…Sergey Redkin君)。
彼の音色の美しさに惚れました。
彼が演奏するとあっては、聴かなくては!
プロコの第3番。いやはや、なんとも超絶技巧を要する曲です。
切れ味鋭い美音を堪能いたしました。

そして、4時間超に及ぶ長丁場コンサートのラストを飾るのは、
ピアノ部門2位&1位、ジョージ・リー、マスレーエフ君による、
チャイコのP協奏曲、第2&最終楽章。
まさに、これぞチャイコン!王道!ですよね。

そして、印象に残ったのは、
グランプリを受賞した、ガンバータル君の朗々たる美声です。
さすがですね、グランプリ。
モンゴルからの留学生の話によると、
モンゴルでは、歌の上手な男性は尊敬されるのだとか。
Facebookのモンゴル人コミュニティでは、ガンバータル君のグランプリ受賞がホットな話題として盛り上がっていたそうですよ。

あとは、ヴァイオリン2位のYu-Chien Tseng君の立ち姿にも見とれました。
どこかで見覚えが…と思うのは、2012年のエリコンではないかと。

ああ、これで、この祝祭感に満ち満ちた数週間が終わりました。
祭りの後の寂しさを感じるわたくしです。。。

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チャイコフスキー国際コンクール受賞者コンサートⅡ
2015年7月3日 @ペテルスブルグ  マリインスキーホールⅡ
マリンスキー劇場シンフォニーオーケストラ
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
動画はこちら

Haydn: Cello Concerto No. 1 in C Major, 3. Allegro molto
(Alexander Ramm, Second Prize)

Mozart: Violin Concerto No. 5 in A Major, K. 219, 1. Allegro aperto
(Clara-Jumi Kang, Fourth Prize)


[E:note]Prokofiev: Piano Concerto No. 2 in G Minor, Op. 16, 3. Intermezzo: Allegro moderato
(Sergey Redkin, Third Prize) 
動画 2時間32分~40分


Delibes: Lakmé, Scene and legend
(Svetlana Moskalenko, Second Prize)

Tchaikovsky: Variations on a Rococo Theme
(Alexander Buzlov, Third Prize)

Bizet, Carmen, Don José's aria
(Chuanyue Wang, Second Prize)

Shostakovich: Violin Concerto No. 1 in A Minor, Op. 77, 2. Scherzo: Allegro
(Pavel Milyukov, Third Prize)

Berlioz: La mort de Didon, from the opera "The Trojans"
(Yulia Matochkina, First Prize)

Tchaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35, 3. Finale: Allegro vivacissimo
(Yu-Chien Tseng, Second Prize)

Shostakovich: Cello Concerto No. 1 in E-flat Major, Op. 107, 1. Allegretto
(Andrei Ionuț Ioniță, First Prize)

[E:spade]Tchaikovsky, The Queen of Spades, Yeletsky's aria
(Ariunbaatar Ganbaatar, First Prize&Grand prix) 
動画 3時間48分~55分

[E:note]Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1 in B-flat minor, Op. 23, 2. Andantino semplice
(George Li, Second Prize)

[E:note]Tchaikovsky: Piano Concerto No. 1 in B-flat minor, Op. 23, 3. Allegro con fuoco
(Dmitry Masleev, First Prize)

ついに、あとは決勝戦と3位決定戦を残すのみとなりました。

それにしても、びっくりしたのはドイツvsブラジル戦。

朝5時過ぎに起きてきた夫、
試合を放映しているべきチャンネルがおかしなことになってる!
(台風情報でチャンネル変更になったらしい)
と半ばパニックを起こしまして、
やおらPCでググったりなんかしているうちに5時半に。
やっとのことで、試合放映チャンネルを探り当てたら

5 対 0

チャンネル探ってる間に5点も入っていたことを知って、
呆然としていた夫でございましたよ。

いやはや、歯車が狂うとこんなことになるんだ~
と、本当にびっくりでした。


今日は早朝出勤の日だったので
オランダVSアルゼンチン戦は、前半途中まで見ただけ。
でも、お仕事中に学生が結果を教えてくれました。

今年の学生はなかなか個性的。
なんと、ブラジル人学生2名が「サッカーに興味なし」と宣言。
先輩に無理やり観戦させられるのが苦痛なんだとか。
メキシコの学生も興味なし。
かと思えば、
東南アジアの学生の中にサッカーフリークが結構います。

夫&息子を情報源として、
私も結構サッカーについて語ることができますので、
学生ともサッカー談義で盛り上がったりして、
なかなか楽しく過ごしています。

もうすぐ終わってしまうのかと思うと、ちょっとさびしいかも。
始まった直後は
(TVの隣に置いてあるピアノが、全然弾けなくなるう。迷惑だあ!)
と、むくれていたんですけれどね。
現金なものです。[E:coldsweats01]

相変わらず、朝の試合をチョロチョロとみています。

決勝トーナメントに入ると、ますます凄いですね。
まさに全力を尽くして、すべて出し切る試合ばかり。

今朝は、ドイツVSアルジェリアに、しびれました。
0対0で延長戦に入り、
延長も終了間近で追加点が入って、ドイツ2点リード。
この2点がそれぞれお見事なゴールでしびれたのですが、
それにもましてしびれたのが、
延長戦のロスタイムで、アルジェリアがゴールを決めたこと。
感動的でしたよ。

アフリカ勢、
少し前は、ノリノリになると怖いけれど、
ちょっと調子が崩れると、ドミノ倒し的にぼろぼろになる、
途中で試合を投げ出すかも…といったイメージもありましたが
今や時代は変わりましたね。

いろいろな経験をして、洗練されていく、っていうのは
国そのものも、スポーツの世界も、おなじなんだなあ。。。

振り返ってみれば、
この日本の動き、特に政治界の動きは、
「洗練」とはかけ離れているように思います。
口惜しきことかな。

日本の試合すべて終了、残念でした。

我が家にはサッカー・フリークが二人もいて
毎日、毎日、二人で口角泡飛ばして語り合ってます。
私はというと、日本戦については、

1)vs コートジボアール:休日出勤中で全く見ず
2)vs ギリシャ:出勤前&途中でほとんど見ず
3)vs コロンビア:漏れ聞こえるTV音で観戦(聴戦)@台所
といった具合でした。

ただ、毎日朝5時に目覚めてしまうので(><)、
開幕戦のブラジルvsクロアチアは、ばっちり見ました。
それで、つくづく思ったことは、

審判って、大変!!

開幕戦の審判団が日本人だということで話題になってましたね。
この試合、
クロアチアのひたむきな試合姿勢に感銘を受けていたところへ
あの、話題になったPKの判定。
TVカメラのアングルから見ると
「え??これでPK?」
と思ってしまう動きに見えて、私も胸が痛みましたよ。

でも、日数も経って、今にして言えるのは

☆断じて、誤審ではない!

ということのようです。
あのクロアチア選手の動きを反則ととるか、とらないかは
審判により異なって当然
という、いわゆるグレーゾーンに入るのだとか。

変な話かもしれませんが、
ペナルティエリアのであの動きをしたら、問答無用で反則
でも、エリアの場合は、審判裁量になるのだそうです。
エリア内で反則をとったら、PKになってしまうから。

しかも、反則かどうかのボーダーラインは
地域によって微妙に異なっていて、
ヨーロッパの審判なら、「とらない」のが多数派、
南米の審判なら「とる」のが多数派になるのだとか。

ひええぇええ。
そんな中で笛を吹くなんて、なんとまあ大変なこと!

で、そう考えると、開催地が南米なんだから、
ここは地元の利でもって、南米ルール適用で
PKをとるのが正道ってことになりますよね。

でも、あのシチュエーションだと、
ブラジルの攻撃を止めたクロアチアのディフェンス、お見事!
っていう風に見えるのに、
PKとられて点を入れられて、それが決勝点だなんて、あんまりだ!
と見えてしまうわけです。

判断は決して間違っていないし、
どんなに文句を言われても、反論されても、
毅然として対応したことは褒められるべきことだというのに
結果的には、批難ごうごうを浴びせられてしまった主審……
いやあ、ほんとに、つくづく、大変ですよね。。。

これまでのところ、
開幕試合以外で、私にとって印象深かったのは、
予選1戦目のイングランドvsイタリア。
いやあ、すごいハイレベルな試合!さすが!と
これまた感銘を受けたというのに、
なんと、イングランドもイタリアも既に敗退決定とは、ショ~ック!

これからも、いろんなドラマが生まれるのでしょうね。
ワールドカップ。

とても印象に残る、一連の演技でした。

浅田真央選手、前日の信じられない結果から
たった一日で見事に持ち直し、納得の演技を見せ、
自己ベストを更新するなんて、本当にお見事。
6位入賞、おめでとうございます。

NHK朝のニュースの解説が、とてもよかったです。

「6種類の3回転ジャンプを入れ込んだプログラムを
見事に成功させたのは、歴史に残ること」

「順位ではない。その人のありようが歴史に残る。
世界選手権、Gファイナルで何度も世界を制し、
オリンピックの金は確実と言われたスルツカヤも、
結局オリンピックでは優勝できなかった。
それでも彼女は、人々の記憶に鮮やかに残っている」

しっとりした雰囲気で魅了した鈴木明子選手、
緊張の中で滑り切るや、すぐに次への意気込みを示した
村上加奈子選手も、
みな、笑顔で演技を終えられて、よかったです。

ロシア女子が、今まで金メダルをとったことがなかったとは
知りませんでした。
ソトニコワ選手、溌剌としていて輝きがありました。

素晴らしい演技がたくさん見られて幸せでした。

ジャンプ団体、銅メダル。

競技後インタビューでの葛西選手の「よかったです」という涙声に
ラジオを聞いていた私もうるうるきてしまいました。

個人ラージヒル、葛西選手の銀メダルで、
団体は金メダルだ!……と大いに盛り上がっていた日本ですが、
世界大会での実績順に飛ぶ(最上位が最後)という順番で、
日本は最後から5番目。
実績からみると、日本は世界5位という位置づけだったのですね。
(1オーストリア 2ドイツ 3スロベニア 4ポーランド 5日本)

そんな中で、

1回目:2位→4位→3位→3位
2回目に全員が130mを超えて3位をキープというのですから、
お見事です。

20歳から41歳という世代差を超えて、
とっても仲がよさそうなメンバーの様子も気持ちのよいものでした。

おめでとうございます。

ジャンプといえば、
女子の高梨紗羅ちゃんの4位も話題になりましたが、
まだまだ若い彼女にとっては、今回の残念な思い、
今後のために金メダルに匹敵する経験になることでしょう。

思い起こせば、札幌オリンピックの日の丸飛行隊を
小学校の授業中にクラス全員と生観戦した私。
(担任の先生が、我慢できずにテレビをつけたのだと思う…)
スキージャンプは、はずせない競技なのでありました。^^

羽生くんの金メダルで盛り上がってますね。

ショート、フリーともに第1位の点数を上げてますから、
いわゆる完全優勝と言えましょう。

それでも、インタビューでは
「すみません」
なんて言葉が出るところ、
上を、上を、と目指している彼らしいなあと思いました。

5位町田くん、6位高橋くんも、立派だと思います。
たられば、ですが、
町田くん、世界大会の滑りなら、銅がとれましたね。
高橋くん、「魅せる」演技は、さすがでした~。
……前回五輪のときも同じようなことを書いてました(→)[E:coldsweats01]
3人それぞれ、とてもすがすがしい表情で
インタビューに答えているのを見て、よかったなあと思いました。

個人的に「これは、すごいことでは?」と思ったのは、
金・銀・銅
3人全員が非白人、アジア系だったことです。
国籍は日本、カナダ、カザフスタンですが。

とはいえ、
人種、国籍などにこだわりなく、楽しみたいオリンピック。
素晴らしい演技、技術、スポーツ精神を見せてくれる選手たちに
感謝、感謝です。

ソチオリンピックへの出場権を賭けた、
フィギュアスケートの全日本選手権。
男子、女子の上位6名の演技を
ショート、フリーともにテレビでフルに観戦しました。

ドラマに次ぐドラマとでも言うような順位移動、
そして、それぞれに観客を魅了する演技。
鍛え上げたアスリートでもあり、芸術的パフォーマーでもある
彼等、彼女等の熱意、真摯さ、真剣さに、心打たれました。

残念だった小塚くん、織田くんも、爽やかな表情だったのが印象的。
これで引退という織田くん、
鈴木明子さんの優勝に、本人以上に感激して大泣きしていたのが
また彼らしいといいましょうか。
確かに全日本13回目、引退の年に初優勝とは、まさにドラマ。
男子同様、女子も選手層が厚くレベルが高いことを立証しました。

オリンピック出場を決めた6名に、拍手喝采です。
この熱戦を共にして、同志意識が高まったようにも見えました。
どうか皆、万全の体調でソチに赴けますように。

朝5時前ごろから、Liveで見ています。閉会式。
まだ続いていますが、とりあえずのご報告。

印象に残ったこと

☆ 閉会式での男子マラソン表彰式。
ウガンダ国歌は大変短くて(9秒?)、国旗掲揚のための編曲に苦労した
という話を聞きましたが、優勝選手、国歌を歌い終わって
(実は国歌の編曲演奏はまだ途中、国旗掲揚の途中)
両手を挙げかけ、照れていました。かわいい。

☆ ジョン・レノンの「イマジン」
この曲が流れ、ジョンの映像が映し出されるや、会場全体がどよめきました。
すごい影響力ですねえ。
リバプールの少年少女合唱団が手話も交えて歌うなか、
中央ステージには、ジョンの顔のレリーフが作り上げられたのですが、
レリーフの映像、撮り損ねました。残念。

☆ボランティアの方代表への花束贈呈
日本的「表彰式」みたいな堅苦しい形ではなく、ショーに組み込まれていました。
北京オリンピックでは、若い学生たちが大活躍したボランティア、
ロンドンでは、幅広い年代のさまざまな方々が関わったとのこと。
これまた、歴史を感じます。

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こんなニュースにびっくり。

世界バドミントン連盟(BWF)は1日、ロンドン五輪の女子ダブルス1次リーグで無気力試合があったとして、8強入りした中国、インドネシア各1組と韓国2組の計4ペアを失格処分にしたと発表した。 (→

「無気力試合」という言葉、初めて聞きました。
いったい、何? と思っていろいろググってみた結果、わかったのは以下のようなこと。

■ある目的(次の対戦相手を考えて、等)のために意図的に負けようとする試合

■具体的には、わざとサーブをミスする、相手のサービスにリターンしない、といったプレーをする試合を指す

サーブ、サービスの故意ミス……これ、テニスやバレーボールでやったら、大変ですよね。
観客席から大ブーイングが巻き起こって、試合続行不能になるのでは?

サッカーでは「引き分け狙い」とか、ありますが、
よほど実力差がある相手じゃない限り、引き分けを狙えば、負けにつながる気がします。
「負け狙い」で、
「わざと相手にパスする」とか「ゴールキーパーがわざと動かない」なんて、考えられません。

ううむ。
今回、連盟が処分を決めたのも、観客の大ブーイングを受けて、のことのようですが、
バドミントン、世界的にはまだマイナーな競技で、さほど注目を浴びていない、
フェアプレイ精神が定着していない、ってことでしょうか?

処分されたのがアジアの国ばかりなのを見ると、人気があるのは、アジア限定?
でも、繰り上がりで「ロシア、カナダ、オーストラリア、南アフリカ」が8強入りしたなら、
そんなことは、ないですよね。

日本のペア(藤井瑞希、垣岩令佳組)、
この騒動とは無縁の形で8強に残っていて、ほんと、よかった。

今回のオリンピック、柔道や体操の判定やりなおし等も含めて、
「スポーツって何だ?」
という、根源的な問いを投げかけているように思います。

いよいよ開幕したロンドンオリンピック。
その開幕式のアトラクション、一部をLIVEで見ました。
印象に残ったのは、次の二つ。

1)病院を舞台に、イギリス発祥のファンタジーの登場人物を盛り込んだ、
 ミュージカル仕立てのパフォーマンス

2)サイモン・ラトル指揮、ロンドンフィルの演奏による「炎のランナー」と、
 ミスター・ビーンのコラボレーション

1)関連の画像を下にアップします。

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「GOSH」というのは、Great Ormond Street Hospitalのことで、
global centre of excellence in child healthcare なのだそうです。
そこを舞台としたパフォーマンス。
イギリス発祥の「NHS (National Health Service)」などもアピールしつつ、
看護師さんたちが華麗に踊り、子どもたちを世話するうちに就寝時間に。
ベッドの中で秘かにファンタジーを読んでいる子どものもとに、
ピーターパン、ハリーポッターなど、イギリス発祥のファンタジーから抜け出た悪者たちが!
襲われる子どもたちを救ったのは、空から降りてきた黒いこうもり傘の女性。
そう、メリー・ポピンズ!
歓喜のダンスで締めくくられます。

2)では、久しぶりにMr.Bean に会えて、とっても嬉しく思いました。
彼、今回はオーケストラのキーボード奏者として登場。
タ、タ、タ、タ、とリズムを刻む、ある意味退屈な役回り、ということで、
演奏の最中にさまざまなことを「やらかす」わけです、いつものとおり。
で、白昼夢にふけっているうちに演奏は終わってしまい、
指揮者が振り終えても、一人で調子っぱずれな音を出し続けてしまい…という話。
サイモン・ラトルの怒りの表情パフォーマンスも、なかなかのものでした。

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大英帝国のかつての”栄光”も彷彿とさせるような内容でありながら、
嫌みなく、さすがのスタイリッシュなアトラクション構成。
イギリス、やるな!

男子フィギュアのフリー、TVに釘付けになりました。

高橋大輔

羽生結弦

の二人の演技に。
カナダの観客をも総立ちさせる、圧巻の演技でした。

解説者(たぶん、佐野稔氏)の次の一言、
ふだんなら「そこまで言う?」「大げさ!」と思うところでしょうが、
今日については、大きくうなずけました。

「ああ、(こんな素晴らしいスケーターと国籍を同じくする)日本人でよかった!」

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